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お墓を守るという考え。遺言に絡んで。

お墓を守るという考え。遺言に絡んで。

もうすぐお盆ですね。地域によっては7月に行うところもありますが、この時期に里帰りして、故郷にあるご先祖様のお墓にお参りに行く人も多いのでしょうね。



家紋




先日、FBでリアルお友達がTVに出演して、「墓じまい」のことをお話しました。


私はお墓じまいのことについては、個人それぞれの考えがあり、また、一家族ではできないこともあるなど、さまざまな問題がありますし、

直接は業務には関係ないことなどで書くことができませんが、ある方とお話したときに、お墓を守らせるということについて少しお話がありましたので少し書いてみたいと思います。


先祖代々のお墓・仏壇は、大変価値のあるものであり、守っていかなければならないのは当たり前のことだと思う人が日本人であればほとんどであると思います。


ですが、法律上の相続財産には、お墓は財産ではなく、 精神的・伝統的なものとして扱われ財産としては認められません。ですから、後に残るものが共同してそのお墓を守られなければなりません。


もちろん、誰が継承していくか、話し合いや遺言で決めることもできます。


近年、核家族化が進み、また、兄弟姉妹も少なく、少子化の時代になり、地方から都市部に人が移動し、田舎にある先祖の墓にお参りに行くことが少なくなり、
または、できなくなっている場合があります。そこで、墓じまいのお話も出てくるのですが、


誰にお墓を守ってもらうのか?いいかえれば、お墓の面倒をみてもらうという必要はあるのかという考えも近年増えてきているようです。


たとえば、子供に男の子がいなくて、女のお子様が遠くへお嫁にいってしまう。
両親が元気なうちは里帰りということもあるでしょうが、亡くなってしまい知り合いも少なくなる。


身内とも疎遠になる。土地・建物なども処分してしまった場合などは、帰ってくる必要もなくなるわけですから、わざわざ、お墓を守るために遠方から来てもらう、お墓に維持費などがかかる場合もありますので、かえって子供に負担をかけることになるとの考え方を持っている人も増えてきているようです。


この考えは人とそれぞれですので良い悪いで決めることではありません。


しかしながら、守ってもらうべき家族・親類がいない場合が増えてきている時代において、ひとつの選択技であることには違いはありません。


亡くなった場合に遺言などで、その思いを残しておくこともできますが、先にも書きましたように、お墓や仏具は、法律上の相続財産ではないので、それを遺言に記載しても、遺族の考え方で変わってしまう恐れがあります。


私の父の場合も遺言があり、お墓はいらない散骨にしてほしい旨の記載がありましたが、家族の思いもあり、このように遺言があっても、法律的に効力が発生するものではないので、お墓は、現在の札幌に作りました。


また、葬儀や埋葬方法などは、なくなったらすぐに開始されるものであることを考えると、平素からいろいろと自分の意思をしっかりと家族に伝えて、お墓や仏具の承継などを遺言どおりに実施してもうようにしておくことが必要ですね。


少しお話がずれたような気がしますが、お盆のこの時期、ご家族が集まったとき、しっかりとお話をしておくことも必要ではないでしょうか?


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