潜水士試験公開問題の回答及び解説 2012.4.2付け
潜水士試験公開問題の回答及び解説 2012.4.2付け
4月2日に昨年の後期に出題された試験問題が公開されました。
もちろん回答はありませんので
教本などを読んで勉強しなければなりません。
今月の10日に試験がありますので受験される方は参考にしてください。
試験の傾向は従来どおりですので、特に心配することはないとおもいます。
過去に出題されていない問題が 必ずでますが
どの試験でも同じですので、わからないところは飛ばして
わかるところからやりましょう!
問題は、以下のURLからダウンロードできます。
http://www.exam.or.jp/2012kami/exam1801.pdf
以下解答です。長くなるので2回に分割してアップします。
潜水業務
問1 誤り 4
解説 1Nとはニュートンという単位です。以前のテキストにはありました。
圧力の力の単位です。簡単に物体の底辺にかかる力だと思ってください。
1Nの力が直径2cmのピストンAに働くということですので直径ということは円ですので、
底辺の面積は半径×半径×3.14で1×1×3.14=3.14cm2に1Nの力がかかってます。
ピストンBには3.14cm2の圧力と同じ圧力が働きますがピストンBの底辺が違います。
直径6cm2ですから、3×3×3.14=28.26cm2となります。
2cm2の6cm2だから3倍と考えがちですが、底辺の面積を求めないとならないのです。
そのほかは正解です。
2 旧テキスト 33p ドライスーツを着ている場合などはこれに該当します。
3 56p
5 39p、41p
問2 正しい 2 58p
他は誤り 1 55p 増加する
3 56p 表、参照
4 58p 酸素中毒を起こす
5 59p 異臭が必ずあるわけではない。
問3 正しい 5 52p ヘンリーの法則
問4 正しい 2 61p
他は誤り 1 青のフィルターは急テキスト 波長の長い青は吸収されにくい 61p
3 60pの図を参照 屈折が逆である。最近はこの問題が常に出題されている
4 59p 近くに見える
5 62p 耳の機能は損なわれる。両耳効果は低くなる。
問5 誤り 3 66p 応需送気式である。
他は正解 1、2 65p
4 67p
5 66p
問6 誤り 3 120p 外に設置しなければならない。
他は正解 1 93p、103p
2 110p
4 169p
5 81p 図参照
問7 誤り 3 82p 複雑な海岸と開放的な海岸の記載が逆である。
他は正解 1 81p
2 82p
4 82p
5 84p 図も参照
問8 誤り 2 89p ベルトの締め付けは直接の原因ではない
正解 1 89p
3,4 90p
5 89p
問9 正しい 3 93p
誤り 1 93p 潜水時間に対応した減圧時間とする
2 92p スクーバでも拘束のおそれはある
4 93p 一瞬息が止まり窒息状態になる
5 95p スクーバ式の場合である
問10 誤り 3 86~87p スクーバは適さない
正解 1 85p
2 88p
4 88p
5 83p
問11 正しい 3 122p、175p 図を参照
他は間違い
問12 誤り 1 112p 空気洗浄機と送気ホースの間
他は正しい 2 112p
3 125p
4 111~112p
5 124p
問13 誤り 4 196p、248p 耳栓は潜水には使用しない
正解 1 194p
2 195p
3 196p
5 196p
問14 誤り 5 222p その潜水業務における最高の水深
正解 1 189~190p
2、3 190p
4 222p
問15 誤り 2 115p つばを出すためのもの
正解 1 114p
3 115p
4 113p
5 115p
問16 誤り 4 162p 0.5~1MPaを残す
正解 1 152p
2 157p
3 153p
5 152~153p
問17 誤り 3 135、143p ウエットスーツには排気弁はない
正解 1 119p
2 117p
4 115p
5 117p 28と32があるが、平均して30である。
問18 誤り 3 203p 浮上したときと通常の地上にいるときの窒素分圧の差
正解 1 208p
2 202p
4 331p 高圧則第27条、31条
5 202p 1日及び1回当たりの潜水時間は定められているが回数はない
問19 29mの1日当たりの潜水時間 170分 別表Aより1回目 21m 65分 170-65=105分の残り
別表Bにより修正時間を求める 修正時間は35分1回目の実際の潜水時間は65分である。
2回目を潜水するに当たり修正時間35分を加える。
65+35=100 105と100を比較して短い時間が2回目の潜水時間である。
ところが設問には100分という時間はないので、安全のため短いの94を選択する。
問20 2回目の停止時間は2回目は60分であるが修正時間の35分を加えて95潜水したものとみなす。
29mの95分の欄を別表Aでみると3の9mで12分、6mで27分、3mで32分が読める。
http://marine.blogmura.com/diving/http://blogram.jp/users/agent/vote/?uid=100860#ref=vote