ランクアップとは
ランクアップ(レベルアップ)
- 指導団体ごとに違いがありますし,呼び方も様々です。
- ランクアップへの条件(経験本数やレベルアップ講習受講数など)がある団体もあります。
- ですが,基本的にはランクアップについては,レベル(スキル)アップの代表的なもののところで書いているようにこれらの講習を順次受けていくことです。
- ランクレベルについて,次のようになってます。
- オープンウォーターダイバー(スクーバダイバー)
↓ レベルアップの講習(スペシャリティ講習)を順次受ける - アドバンスドダイバー(スペシャリティダイバー)
↓ レスキュー講習を受ける。 - マスタースクーバダイバー
↓
- オープンウォーターダイバー(スクーバダイバー)
- ここまでは一般的で,ここからプロコースに入ります。
↓- ダイブマスター(ダイブコントロールスペシャリスト)
↓ - アシスタントインストラクター
↓ - インストラクターとなります。
- ダイブマスター(ダイブコントロールスペシャリスト)
- インストラクターの上もまだまだあります。
- ダイブマスターからプロと呼ばれますので,学科や実技は厳しく厳正に審査されます。
- 「海猿」という映画を見た方は覚えがあるかもしれませんが,潜水士の入所式で「伊藤英明」が教官に「ダイブマスター持っているんだってな。」と皮肉を言われる場面があります。
- 大体のランクがこれでわかったかなと思います。
- プロレベルに挑戦するには,条件(指導団体によって多少変わります。)があります。
- 例えば,年齢18歳以上
- 自分の器材を有していること。
- 有効なレスキュー資格を有している。
- 潜水本数が40本以上で,レベルアップの講習を4種以上受講しているなどです。
- 海洋実習やプロとしての知識も当然必要とされ,合格後に認定されることになります。
- 費用もかかります。
- プロとしてやって見たい方は,この壁をどんどん乗り越えていかなければなりません。
- しかも,インストラクターになってもそれだけではありません。
インストラクター取得後
- 一般的にインストラクターは,初めてダイビングを始める人にダイビングを指導し,認定することができるだけです。
- レベルアップの講習を教えることはできません。
- できるようになるには,インストラクターの更なる上の資格を取得していかなければなりません。また,インストラクターなどプロレベルの資格の取得を目指す人を指導・認定するには,同じようにその資格を取得しなければなりません。
- あくまでもプロを目指す方の参考まで
ダイビングを楽しみましょう。
- 一般的な人は,マスターダイバーまでは多くの人が取得してます。
- レベルアップの資格をそんなに持っていなくても,潜水本数は○○○本などという人もいます。
- つまり,ダイビングは楽しみ方をいろいろ選べるのです。
- ですが,ファンダイブなどでみんなで行動するときは,決められた事項は守りましょう。自分勝手な行動は,他の人に迷惑をかけます。
- また,ダイビングは必ずバディで行動します。
- 自分のことだけでなく,バディのことも常に気にしておきましょう。
- ダイビングショプで,ファンダイブに行くときは,自分がどのようなタイプのダイビングが好きなのか話しておくと同じようなグループに分けてもらえることがあります。
- 例えば,カメラ(写真を撮りたい)派
- のんびりまったり派
- 小物生物派(うみうしなど)など
最後に
- ダイビングは天候に左右されます。
- ですから,予定通りのポイントに到着後にダイビングできない。ってことなどもあります。
- こればかりは仕方がありません。
- お店では,近くでダイビングできるところを探してくれますが,全滅することもあります。
- 登山でも言われますが,やめることのほうが勇気がいります。
- ダメなときは,腐らずに次回に期待しましょう。
- ダメなときは,腐らずに次回に期待しましょう。
- 海は毎年汚れてきています。ゴミを捨てたりしないように,また,フィンや器材で,海中生物を傷つけないように。
- 当然,海の生物を持ち帰ることなどはできません。
- 貝類などは,密漁となる場合もあります。
- そのようなことで漁業関係者と仲が悪くなり,ダイビングさせてくれないということもあります。
- マナーを守って楽しくダイビングしましょうね。
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