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北海道、札幌市、手稲区、行政書士、海事代理士、ボート、水上バイク、免許更新・失効再交付・紛失、自動車・船舶売買登録、海外売船、潜水士試験、各種運送業許可申請、会社設立・定款作成

小型船舶操縦免許取得

小型船舶操縦免許の取得

  • 令和3年4月以降の小型船舶免許試験では、学科・実技とも一部変更が加えられます。
  • これは、「小型船舶の航行の安全に関する教則」が国土交通省において改正されるためで。それに伴い試験内容にも一部変更が加えられるというものです。
  • 大きな変更はありませんが、学科については「主に安全に関する内容」が、実技については「発行前点検」に、「法定書類」などが追加されます。
  • 法定書類とは、「船舶検査証書」、「船舶検査手帳」、「船舶検査済票及び船舶番号」のことです。
  • 「小型船舶の航行の安全に関する教則」の改正内容及び同教則の「新旧対照表」の詳しいことについては、私の「ホームページ」からダウンロード(PDF)できます。


ボート免許を取得してみませんか?

ボートキャプテンとしてデビューしませんか?


  • 2級及び特殊小型(水上バイクなど)の国家試験は,少しの勉強で合格できますよ。
  • 1級免許を取得して,海図の上で三角定規・ディバイダー・コンパスを使用して,航海計画を作成・・・まさに船長!!

    海図の使用   ディバイダーの使用

持っていると尊敬する資格は何?

  • ランキングで「取っておけばよかった」「女性に持てる」「子供と一緒に取得したい」「好印象をアピールできる」などの部門で,ボート免許が堂々と上位に入ってます。
  • 日本では,約300万人の方が取得しており,年間約7万人もの人々が,新たな免許を取得しております。

免許取得後,ボートなんか買えないし・・・

当事務所は,ボート免許スクールや教習所ではありません。学科・実技試験は別途,受験してください。なお、受験手続・申請手続きは代理いたします。


小型船舶とは?

  • 総トン数20トン未満の船舶及び一定の条件を備えた20トン以上のスポーツまたはレクリエーション用のみに使用される長さ24メートル未満の船舶をいいます。

小型船舶操縦免許の種類

  • 以下の3種類です。
    • 1級小型船舶操縦士免許
      • 航行区域に制限なし(外洋免許)
    • 2級小型船舶操縦士免許
      • 航行区域 平水区域及び海岸から5海里以内(沿岸免許)
              (1海里は1852メートル)
    • 特殊小型船舶操縦士免許
      • 水上オートバイ等専用で海岸から2海里以内
  • 免許を取るには,財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会(JMRA)が行う国家試験に合格しなければなりません。

[check]受験資格

  • 各免許の種類ごとに
    • 1級小型船舶操縦士免許は,受験時の年齢が17歳9か月以上
    • 2級小型船舶操縦士免許は,受験時の年齢が15歳9か月以上
      • ただし,年齢が18歳に達するまで,操縦できるボートの大きさが5トン未満に限定されます。
      • 湖川小出力を含みます。
    • 特殊小型船舶操縦士免許は,受験時の年齢が15歳9か月以上

試験内容

  • 身体検査・学科試験・実技試験の3種類です。
    • 1級・2級は試験日当日に身体・学科試験を,実技試験は後日に。
    • 2級(湖川小出力)及び特殊は1日で身体・学科・実技試験の全てを実施します。

[check]身体検査

  • 身体適正基準に合格しなければ,学科試験及び実技試験を受けることはできません。
    • 検査科目
      • 視力・弁色力・聴力・疾病及び身体機能の障害の4種です。
    • 検査の受検方法は,次の2通りがありますが,通常は(1)の方法が一般的です。
  • (1)試験日当日に学科または実技試験前にその会場で全ての検査を受検します。
  • (2)申請前に医師による診断を受け,所定の様式の「身体検査証明書」を取得・提出し,この書類を基に身体検査を受検します。

[check]学科試験

免許の種類試験科目
1級小型船舶操縦士小型船舶操縦者の心得及び遵守事項(一般)
交通の方法(一般)
運航(一般)
運航(上級Ⅰ及び上級Ⅱ)
2級小型船舶操縦士小型船舶操縦者の心得及び遵守事項(一般)
交通の方法(一般)
運航(一般)
(湖川小出力は,科目の(一般)が(湖川小出力)となる)
特殊小型船舶操縦士小型船舶操縦者の心得及び遵守事項(一般)
交通の方法(特殊)
運航(特殊)


  • 学科試験の合格基準
    • 各科目とも半分以上できていること。1科目でも半分を割っている場合は失格となります。
    • 全体で65%以上であること。が合格条件です。

[check]実技試験

  • 身体検査及び学科試験を合格したものが受験することができます。
  • 試験科目
    • 小型船舶の取扱
    • 基本操縦
    • 応用操縦の3種類です。
  • 実技試験の合格基準
    • 各科目とも減点方式で,各科目とも60%以上できていること。1科目でも60%を割っている場合は失格となります。
    • かつ,全体で70%以上であること。が合格条件です。

      (別ウインドウが開きます。)

受験費用

  • [check]平成26年4月の消費税の引き上げに伴い以下の料金に改定されます。
  • 試験手数料(国家試験を受けるために必要な手数料)
試験の種別身体検査学科試験実技試験代理手数料合計
一級※3,450円6,600円18,900円5,300円34,250円
二級※3,450円3,550円18,900円5,300円31,200円
二級湖川※3,450円2,800円15,000円5,300円26,550円
特殊※3,450円2,900円16,400円5,200円28,050円
  • ※ 申請前に病院で検査を受け「身体検査証明書」を提出した場合の身体検査手数料は,1,600円です。
    • 学科一部科目免除者の学科試験手数料は,学科全科目受験者と同じ手数料となります。

  • 受験申請・合格後の登録申請について,当事務所で代行申請を行っております。

講習料金

  • 1級から特殊小型船舶免許まで取得しようとする免許の種類及び講習を受ける機関(以下の勉強方法を参照)などによって,様々ですので一様な料金とは言えないところがあります。
  • 取得しようとする免許を決められてから,講習機関などを選んで安価なところを見つけるというのが一般的です。
    • 私の場合は,1級船舶免許を免許スクールで取得しましたが,学科はたったの1日,学科の内容は,一般的な必要最低限の知識(これは教本をみれば分かります。)と上級運航の海図の部分だけ講師から教わり,あとは独学でした。
    • 実技は丸一日かけて習いましたが,それでも受講前に頭の中でのシュミレーションは必要です。
    • 費用はすべて込みで9万円ちょっと(交通料金は別途)でした。ですから,2級及び特殊免許はもっと安価ですみます。
    • 内訳は,受験料,合格後の申請料で約4万円,講習料(教本含む)が約5万円ですので,実技を除いて,学科をすべて独学すれば,もっと安価ですむと思います。
    • 独学については,以下の勉強方法を見てくださいね。メリット・デメリットあります。

勉強方法

  • 勉強方法の選択・・・勉強方法には,次の3通りがあります。

1 「免許スクール」コース

  • 民間の免許スクール等の講習を受講し試験を受験し,免許取得を目指すコースです。
  • 講習日程や料金はそのスクールによってさまざまですが,次の2の「登録小型船舶教習所」コースより安価に設定されています。
  • 「学科・実技」教習
    • 各スクールの独自のカリキュラムで行っています。
    • 一般的には,国家試験の日程に合わせて講習日が設定されています。
  • 国家試験受験申請
    • 免許スクールが代行している場合がほとんどです。

2 「登録小型船舶教習所」コース

  • 国土交通省に登録されている学校や民間団体の小型船舶教習所に入校して,免許取得を目指すコースです。
  • 法律に定められたカリキュラムを履修し,国家試験と同じ内容の修了試験に合格すると修了となります。その修了証明書と必要書類を添付して試験申請を行うと,国家試験のうち,学科試験と実技試験が免除されます。
  • 「学科・実技」教習
    • 法律に定められた次のカリキュラムを行います。
  • 国家試験受験申請
    • JMRA作成の学科・実技修了審査を国家試験と同様の方法で受け,合格すれば国家試験免除の書類が作成されます。
    • 海事代理士がJMRAに申請することが多いです。

3 「個人」で勉強

  • 免許スクールや登録小型船舶教習所に通うことなく独学で勉強し,受験し,免許取得を目指すコースです。
  • 費用が安価です。
  • 学科試験は,この方法が可能ですが,実技試験は難しい面があります。
  • 独学で実技の受験勉強をする場合,ボートを所有する友人・知人がいて,試験内容について指導してくれる環境が必要です。
  • 港内や大型船航路内での実地訓練では,国土交通省等関係機関に事前の届出が必要となります。
  • 以上のことから,独学による受験を目指す方も,実技だけは免許スクールで受講する方法を選ぶ方が多いようです。
  • 「学科・実技」学習
    • 独自に次の方法で学習
      • 学科・・・参考書・問題集を使用します。
      • 実技・・・知人又は免許スクールで教わります。
      • 実技でもDVDなどを見てシュミレーションで合格する人もおります。ただし,相当な努力が必要だと思います。
  • 国家試験受験申請
    • 海事代理士に依頼するか,本人自身で試験開始期日の1週間前までに,所定の書類を準備してJMRAに申請します。

学科試験問題解答の掲示

  • 1,2級のすべての学科試験終了後,試験問題の解答が掲示されます。試験結果が気になる方は,その時点で合否がおおむね判断できます。

国家試験総合合格

  • 身体・学科・実技試験全てに合格した方は「総合合格」となり,JMRAが国土交通省に合格者データを登録すると共に,操縦試験合格証明書を発行します。

免許申請

  • 操縦試験合格証明書その他必要書類を添えて,国土交通省の運輸局等に申請します。
  • 海事代理士又は本人以外,申請することはできません。
  • 小型旅客船や遊漁船など人を運送する小型船舶の船長には。別途,小型旅客安全講習の受講が必要です。

免許証が届く。

[check]5年後の更新をお忘れなく!!

  • 操縦免許証の発行は,自動車と違って政府が発行し更新案内手数料は徴収していない為,更新案内はありません。
  • 更新期間を過ぎてしまいますと更新よりも再交付のための費用及び手続きに時間がかかります。
  • 免許証の更新期間を過ぎてしまった場合は,失効再交付の講習を受ければ,免許を再度取得する必要はありません。ただし,失効中は操縦はできません。

さあ小型船舶免許に挑戦してみましょう。

  • まずは,2級又は特殊小型免許が比較的受験しやすいところですが,1級をいきなり取得することも可能です。
    • 私は,最初から1級に挑戦しました。
    • 2万円程度の差額で後からステップアップするのであれば,いきなり1級取得したほうがお得ですし,どうせ取得するなら1級です。
    • 2級免許取得者からも別格に見られますよ。(笑)
    • ただし,それなりの勉強は必要ですよ。
  • 繰り返し勉強することでほぼ合格します。

受験する心の準備はできましたか?

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