平成25年 海事代理士試験の検証 憲法
平成25年 海事代理士試験の検証 憲法
例年のことですが、昨年、平成25年の海事代理士試験に出題された試験問題について、みていきたいと思います。
解答に誤り、解釈の違いなどがありましたら、ご指摘よろしくお願いいたします。
それが今後の私及び受験生のためにもなりますのでよろしくお願いいたします。
また、たまにはやわらかい記事をとの声もありましたので、
完全連載にはなりませんのでよろしくお願いいたします!
しかしですね、うわさには聞いていましたが、毎年、難しくなっています。
特に一般教養の憲法、民法、海商法などは、正直、できないです。
こんなことを書いてはいけないとは思いますが、どこから出題されるのか
範囲も特定されておらず、ましてや判例主体となってきていますので、
司法試験か!と思うほどです。
例年通り、半分を得点とする方法で勉強をしていく以外にはないと
思います。
昨年と同じようなことを書くかも知れませんがご容赦願います。
なお昨年の記事については ↓ こちらから順次見てみてください。
http://fujita-gyosei.com/index.php?QBlog-20130203-1
また、私は試験官でも教官でもありませんので
個人的感想も含めておりますのでご了承願います。
問題と回答は、海事代理士になるには で
国土交通省PDFファイルにありますのでそちらを参照してください。
また、海事代理士試験合格マニュアル(四訂版)も出ています。
今回は憲法についてです。
昨年とまったく、出題傾向は変わっていません。
日本国憲法全体から幅広く出題されています。穴埋め問題が
ひとつ減っております。厳しいですね。
過去問題、プラス、日本国憲法全体の条文をよく読んで覚えておく必要があります。
問1については
1 第33条
2 第8条 初問題
3 第57条
4 第5条
から出題されております。今回は皇室についての出題が多いですね。
日本国憲法は条文数が少ないので目を通しておくだけでも違うと思いますよ。
問2については、正直、判例ばかりでできないと思います。
私も六法を判例六法を引かないとできませんでした。難しいです。
ア 正解 第29条 最大判昭62・4・22
イ 正解 第93条 岡山地裁判平11・3・24 地方自治法 第252条の20
ウ 誤り 第76条 最判昭63・12・20
エ 誤り 第89条 東京高判平2・1・29
オ 正解 第23条 最大判昭52・5・21
カ 誤り 第54条第2項、第68条第2項
キ 正解 第15条、第51条 最判昭60・11・21
ク 誤り 第76条 最判昭56・4・7
ケ 正解 判例見つけられず。申し訳ありません。
コ 誤り 第35条 最判昭53・9・7
サ 正解 第64条 国会法125条~129条
シ 誤り 第21条、第31条 最大判昭50・9・10
正直2問しかできませんでした。
他の民法・商法・国土交通省設置法の時間の兼ね合いも
あるのでできる問題から解いて後で見直しですね。
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