潮汐と潮流
潮汐と潮流
私のサイトで,説明よりも過去問題を先に
公開していまったのが,誤解を与えてしまいましたね。
私のサイトを訪れていただいたお客様から
ご指摘があり,早速訂正。
てなことで,
潮汐と潮流についてですが,
はじめに潮汐です。
潮汐とは,月と太陽の引力作用によって起こる
ことは前にも書いたことがありますが
少し説明しますね。
海面は約6時間ごとに周期的に上下に動きます。
上下に動くことによって,海水が水平に流れる動きを
潮流といいいます。
潮流の方向は,流れていく方向にしたがって
呼ばれます。
南から北へ流れるときは流れていく方向が
北なので「北流」,北から南ならば「南流」といいます。
月の満ち欠けによって干満差を推測することができますが,
現在は,海上保安庁刊行の潮汐表によって
求めることができます。
ここで定義というか,用語について簡単に
わかっている人も多いと思います。
潮干狩りなどのときは干潮に向けてしますよね。
干潮とは・・・
潮汐によって海面が一番低くなった状態,低潮といいます。
こんな感じで
1 高潮・・・潮汐によって海面が一番高くなった状態(満潮)
2 低潮・・・潮汐によって海面が一番低くなった状態(干潮)
高潮時とは,高潮になった時刻で,
低潮時とは,低潮になった時刻です。
3 上げ潮・・・低潮から高潮の間で海面が
徐々に上昇している状態
4 下げ潮・・・高潮から低潮の間で海面が
徐々に下降している状態をいいます。
5 大潮とは,潮差が最も大きい潮汐を言いまして
6 小潮とは,逆に最も小さい潮汐をいいます。
7 潮差とは,高潮時と低潮時の海面の高さの差をいいます。
で,潮汐は潮汐表によって,日本の主な港を標準港として
毎日の潮時と潮高が記載されています。
標準港以外の港では,標準港との改正数によって
求めます。
潮汐表の見方は,次回にでも。
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