海図の基礎知識
海図の基礎知識
海図は海の上の地図
地上で言えば道路地図ですよね^^
いまは地上ではカーナビが主流になり
海でもGPS機能が付いたレーダーとか
が主流になってますが、やはり、地図は欠かせませんね。
地上の地図もそうですが、海図も同じようなところがあります。
それは、地球は丸いということです。
丸いものの表面を平面に表すとどうしても誤差ができますよね。
小学校の時を思い出してください。
学校に世界地図が貼ってありましたよね。(今はないのかも・・)
メルカトル図法とかミラー図法とか、いろいろな図法の地図も教科書で
ならったり・・・
赤道を中心に丸い地球をりんごの皮むきのようにしますと
下の図のようになりますね。
これでは高い緯度の地図は離れてしまいます。
下の地図は経度線を並行にして、緯度線を経度線に直角にするようにして
作った図法です。覚えてますよね。
平面に描くと南北の緯度の目盛幅が広がって
経度が非常に大きく面積が巨大に見えますよね。
北極に近いグリーンランドなんかはとっても
大きな島に見えますよね。
海図では、平面図と漸長図があります。
部分的な小さい範囲の地図については、
地球の丸い誤差の影響を受けることが少ないので
平面図でも使用して差し支えないのですが
少し範囲が広がると影響を受けてきますので
海図は一般的に漸長図が使用されますね。
海図については、また、機会がありましたら
触れてみようと思います^^
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