何気なく使っている言葉も法令用語になると!
何気なく使っている言葉も法令用語になると!
法律に使われる言葉はなんかとっつきにくい難しい言葉が使われてますよね。
政治でもよく似たような言葉を使ってますが、
「え~、真摯に受け止め・・・」、「真に遺憾です・・・」
などとね。困ったときに使える大変重宝な逃げ言葉ですね(笑)
公用文を作成するには、この手引書が役に立つと思います。
常用漢字表による公用文作成の手引 平成22年改正対応版 (2010)
まあ、置いておきまして、皆さんが良く使う法令用語で身近なものに
「及び」と「並びに」があります。
これ、どっちを使っても日常生活ではそれほど意味はないようで、あまり区別なく使いますが本当はちょっとした意味があるんですね。
どちらも語句の並列を表す言葉ですが・・・並列の関係の遠近により使い分けるんですね。
対象となる語句の間に遠近がなければ、「及び」で、
遠近があれば「並び」にです。
※ 例えば、私がAとBの船を2艇持っていて身内がCという船を持っていたとします。その3隻で釣り大会を催すのに案内を出します。
AとBは私の船であり使うには遠近はありませんが、Cは借りることとした場合
「大会にはA及びB船並びにC船を使用します。」
簡単にこんな感じになりますかね^^
何気なく使っている言葉でも法令用語として使うと
それなりの意味があるんですね。
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