海事代理士試験対策(筆記・口述試験音声ファイル)の無料サポート  藤田海事代理士・行政書士 北海道札幌市

筆記試験合格後の準備

筆記試験合格後の準備

筆記試験合格後から口述試験直前まで

  • 筆記試験終了後に模範解答により,ほぼ,自分が合格ラインに入っているかどうかは大体わかります。
  • 現在のところ,断言はできませんが70%以上であれば,口述試験ということになります。
  • なので,その時点で口述試験の準備を始めましょう。

    口述試験の対策ページ(音声ファイル問題)は「こちら」から

  • 筆記試験の合格発表日は決まっています(口述試験の場合はおおよそ20日後です。)ので,発表当日,ネットでも試験会場でも確認できます。
  • 筆記試験に合格していたら,国土交通省から「○○年海事代理士にかかる筆記試験合格について」という通知が届きます。
  • そこに口述試験の日時,場所,試験会場(本省)までの交通機関などが記載されています。
  • 同封されているのが,口述試験の時間割表です。
    • 遠方から来ている人は,交通の便の関係からでしょうがお昼前後に,近い方は,朝一か夕方に試験時間が割り当てられているようです。
  • 自分の割り当てられたブロック(A及びBブロックのどちらか)と時間を確認しましょう。
  • その他,口述試験の受験方法や注意事項なども書かれていますので,よく読んでおきましょう。
  • この段階では,口述試験の試験科目である「船員 法,船舶法,船舶 安全法,船舶職員および小型船舶操縦者法」のどれから始まるのかはわかりません。
  • 口述試験当日,受付(待合室)で割り当てられた試験科目が記載された用紙が配布されますので,その科目から始まるわけです。
  • 受験時間の1時間くらい前には余裕を持って到着するようにしましょう。

口述試験の受験の方法

  • 会場(受付場所)に到着しますと,待合室で受験票を見せて,本人であるかどうかの確認及び最終合格した際の合格通知に記載する氏名の漢字,生年月日などに間違いがないか確認されます。
    • ちなみに私は,この際に自分の漢字に誤りがあることを見つけて申し出ました。
    • 藤田のふじの草冠の真ん中が,私の場合は離れていない草冠なのに離れている草冠だったので申し出ました。
      • 間違いを指摘しないと合格した後に間違いのまま合格証書が到達することになります。
  • まあ,そのくらい気がつくほど心に余裕を持って望みましょう。

待合室では

  • 当然ですが,順番待ちしている受験生がたくさんいます。
  • 自分の試験時間の1時間前に行くわけですから,待合室には,筆記試験に合格した人が全員そこにいるわけではなく,大体30人から50人くらいでしょうか。
    • イヤホンを耳にしている人,六法やテキストを読んでいる人などなど。
    • 年齢も若い方から結構年配の方(私もその部類ですが(笑))までいますね。
  • 待合室からでるとすぐにトイレやカフェもありますので,食事を済ましていないときなど利用できます。
    • カフェでも多くの受験生が勉強してます。
  • ちなみに私の場合は,船舶 法,船舶職員および小型船舶操縦者法,船舶 安全法,船員 法の順番でした。
    • なので,試験時間の前には,最初でつまづかないよう船舶 法を時間まで集中して見直しました。
  • 時間が近くなってくると,係員から名前を呼ばれます。
    • 「Aグループ,○○さん,・・・Bグループ,○○さん・・・」
  • 試験会場(待合室の廊下をはさんだ向かい側の部屋)の前の廊下に並べられた椅子にグループごとに座ります。
    • 再度,そこで氏名と最初に受ける試験科目を確認されます。
      • 試験会場については,あくまでも私が受験したときの場合ですので,ご了承願います。
  • 荷物は会場内に持って入ってもいいと言ってましたが(当然,試験中は荷物を開くことはできません。),私は待合室に貴重品を除いてコート類やバックなどは置いてきました。

[check]受験票をお忘れなく。

  • 座っていると緊張感が高まります。
    • なぜなら,試験会場内の受験生の声が聞こえてくるからです。
  • 時間になると試験会場から先のグループが2組計8人が出てきます。
  • いよいよ自分の番です。

口述試験に挑む

  • 4人一組で試験会場に入ります。あらかじめ割り当てられた試験科目からはじめ,1科目3分で,1科目終了ごとに席を移動して4科目を一度に受験します。
    • ですから,席の移動時間を含め,全部の試験は,15分弱で終了してしまいます。
    • 各グループの一科目ごとに試験官がいまして,監督者もいますので,試験官はそれぞれのグループごとに5人ほどになります。
  • 自分の最初の試験科目の席の前で,受験票を提出し,氏名を名乗ります。
    • 私の場合は「よろしくお願いします。」と一言言いました。
  • 試験官が着席を指示してくれますので座ります。
  • それぞれの受験生が各自の席に着席するとすぐに監督試験官から「よろしいですか,はじめてください」というような言葉とチャイムがならされ,スタートです。
  • 4人一組で受験していますので,ほかの試験科目を受けている受験生の声も聞こえてきますし,試験官の声も小さい。
    • 試験が始まると騒々しくなりますので,その雰囲気にも負けないように心の準備もしておくことが必要です。
  • 出題された問題でわからなければ,「次,お願いします。飛ばしてください。」などといってかまいません。
    • 時間が余れば,飛ばした問題をもう一度出してくれることがありますが,これは保償するものではありません。
    • ですが,最初から難しい又はわからない問題で頭を抱えて,3分を過ごしてしまうなら,飛ばして次の問題で点数を稼ぐほうがいいと考えます。
  • 3分たちますと、監督試験管から終了のチャイムと止めてください戸の号令があります。
    • これで1科目終了です。
  • 次に指定された順番どおり次の試験科目の席へ移動し、また、同じように質問を受けます。
    • 合計4科目の口述試験を受けます。
  • こうして,各試験科目の席への移動時間を含めて、約15分の口述試験はあっという間に終了してしまいます。

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